【簡単】キッチンファームを使った猫草の水耕栽培での育て方

猫草
猫と猫草

「発芽済みの猫草を買ってくると、すぐに食べちゃうから結構お金かかるんだよなぁ」

と悩んでいる猫を飼っている方はいませんか?

実は猫草は誰でも簡単に種から栽培することができるんです!

この記事では猫草を水耕栽培で育てる簡単な方法をご紹介します。猫草で悩んでいる方はぜひご覧ください。

目次

猫草とは?

Question

そもそも猫草って何かご存じでしょうか?

ウィキペディアによれば、猫草は以下のように定義されています。

猫草(ねこぐさ)とは、ネコが好んで食す草の総称である。猫はイネ科の背の低い草を好み、猫草として販売される物の多くは燕麦であることが多く、エノコログサ等でも代用が可能である。

「猫草」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2021年4月2日 (金) 02:34 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org

つまり、猫草という種類の植物があるわけではありません。猫が美味しそうに食べている草が猫草なのです。

どうして猫は猫草を食べるの?

猫が猫草を食べる本当の理由はわかっていません。猫は「真性肉食動物」のため、野菜を食べる必要はありません。

ただし、以下のような理由があるのではと言われています。

猫が猫草を食べる理由
  • 毛玉のような消化できないものを猫草を食べることで胃を刺激して吐き出すため
  • 猫草で食物繊維をとって便秘を解消するため
  • ストレス解消のため

いずれにしても、たとえ食べる必要がないとしても、美味しそうに猫草を食べる猫を見るとあげたくなってしまうのが飼い主の弱いところです。

猫草の入手・栽培方法

猫草の主な入手方法は以下の通りです。

猫草の入手方法
  • 発芽済みの猫草を生花店やホームセンターで入手
  • 栽培キットを購入して自分で栽培
  • 種を購入して自分で栽培

もし、猫草を食べることが大好きな猫を飼っているのであれば、コストパフォーマンスの優れた「種を購入して自分で栽培」する方法をお勧めします。

猫草は土で育てる土耕栽培でも水のみで育てる水耕栽培でもどちらでも栽培できますが、私は水耕栽培をお勧めします。

その理由は、水耕栽培であれば、

水耕栽培を進める理由
  • 室内でも簡単に栽培できる
  • 水やりの回数を削減できる
  • 土の取り扱いが不要(地域によっては土は捨てられないなどのルールあり)

などのメリットがあるためです。

逆に、デメリットとしては栽培方法を間違えるとカビが生えたりしてしまいますので、以下に示す栽培方法を読んで頂ければと思います。

猫草を水耕栽培するために準備するもの

ここでは猫草を水耕栽培で育てるために準備するものをご紹介します。と言ってもたった2つだけなのでとても簡単に栽培を始めることができます。

キッチンファーム(水耕栽培用プランター)

キッチンファームでなくてもプラスチック容器に脱脂綿を引くだけでも栽培することはできますが、水耕栽培用のものを使うと後の管理が楽になりますので購入することをおすすめします。

キッチンファームでも200円程度で売っています。私は通販で購入しました。

猫草の種

当然猫草の種は必要です。

直径12cmのプランターで1回の栽培で使用する種は約20gなので、プランター1つ分の猫草を数十円で栽培することができます!

やっぱり自分で栽培するとコストパフォーマンスが高いですね。

実際に猫草を育ててみましょう

準備は整いましたか?

では早速猫草を栽培してみましょう!

準備

まず最初にプランターに隙間なく広がる程度の種を用意します。その後、猫草の種を半日間程度水に漬けます。こうすることで発芽する確率が高くなります。

水につける前の種
水につける前の種

1日目

水につけ終わったら種の少し下くらいまで水を入れて日当たりと風通しの良い場所に置いておきます。

この時、「発芽するまでは暗い所に置いておいた方が良いのでは?」と思うかもしれませんが、カビが生えやすくなるのでご注意ください。

日当たりの良い場所に置いておいてもしっかりと発芽しますので問題ありません。

水の量はこの程度でよい
水の量はこの程度でよい

3日目

3日もすれば発芽してきます。

3日目の発芽状態
3日目の発芽状態

根もしっかりと伸びて来ています。

水は少し濁ってきたら交換するくらいで問題ありません。私は2~3日に1回変える程度です。

もしカビが生えてくるようであれば1日1回、こまめに水交換をすることをお勧めします。

3日目の根張り状態
3日目の根張り状態

8日目

季節によって育つスピードは多少変わりますが、8日目にはかなり大きく成長しています。

このくらいまで成長したら猫にあげて大丈夫です。

根がしっかりと張った後にあげないと食べる際にどんどん猫草を引き抜いてしまいますのでご注意ください。

猫草
8日目の状態

かなり根も張ってきています。

8日目の根張り状態
8日目の根張り状態

うちの猫も猫草が楽しみで待ちきれないようです。これだけ楽しみにしてくれると育てがいがあります。

猫草
猫草が育つのが待ちきれない猫

まとめ

今回は猫草を水耕栽培で育てる方法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

猫草は簡単に育てることができるので、猫草好きの猫を飼っている方はご自身で育てることをおすすめします。

ぜひチャレンジしてみてください。

以上、「【簡単】キッチンファームを使った猫草の水耕栽培での育て方」でした。

猫草

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