皆さんはハノイにどんな印象をお持ちですか?
「ベトナムの他の観光地、ホーチミンやダナンと比べるとちょっと地味かなぁ」
と思っている方は多いのではないでしょうか?
私も訪れるまではそう思っていました💦
でも、実際に旅行で訪れると、とても魅力的な観光地であることが分かりました!
この記事では、私が夫婦旅行で実際に訪れたハノイ近郊のおすすめ観光スポットをご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。

ハノイ市内だけでなく、ハロン湾やチャンアンなどのハノイ近郊のおすすめスポットもご紹介します!
ハノイの概要
ハノイはベトナム社会主義共和国の北部に位置する同国の首都です。
人口809万人(2019年)にも及ぶ大都市であり、ベトナムの政治・文化の中心都市です。
羽田空港や成田空港からハノイへは直行便が就航しており約6時間ほどで到着します。
11世紀の初めに李王朝により首都として定められた後、約1000年にわたりその役目を担っている古都であり、由緒ある寺院などの見所もたくさんあります。
一方で、経済発展が著しいベトナムの例にもれず急速な近代化が進められており、新しい都市としての魅力にも溢れています。
ハロン湾クルーズツアー


ハロン湾は幾多の奇石がそびえたつ神秘的な場所であり、1994年に世界遺産にも登録された人気の景勝地です。
ハロン湾の観光はクルーズツアーが人気です。クルーズツアーは手軽に楽しめる短時間のコースからじっくりとハロン湾を堪能できる宿泊クルーズまでいろいろとありますが、宿泊クルーズをお勧めします。他ではなかなか経験できないラグジュアリーな体験ができます。
私が参加したのはバーヤ・クルーズが開催しているバーヤ・プレミアム・クルーズという1泊2日のツアーです。
オプションではありますがハノイ市内のホテルとハロン湾間の送迎もしてくれます。ハノイ市内からハロン湾までは車で2時間ほどです。
ハロン湾についた後は写真のような待ち合い場所に案内されて船が出向するまでしばらく待ちます。


船が出向する時間になりましたら係りの方が船着き場に案内してくれます。
私が乗船したのは客室が4部屋だけの小型の船でした。


客室は十分な広さがあり快適に過ごすことができました。


ツアー参加者の乗船が完了すると最初にツアーの説明会が始まります。
説明は英語で行われるためほとんど理解できません。ですが都度丁寧にガイドの方が説明してくれますので、ツアーを通して不便を感じることはありませんでした。
説明が終わると昼食となります。窓の外を流れる奇石を眺めながら昼食に舌鼓を打つというぜいたくな時間を楽しむことができます。
昼食が終わった後はデッキに出てのんびりと過ごします。写真はデッキでうかれる嫁です。


初日はカヤック体験や鍾乳洞のトンネルを通って訪れる美しいビーチの散策、船上での料理教室などをして過ごしました。
二日目の朝はデッキでの太極拳教室からスタートします。
残念ながらこの日は薄曇りで朝日がきれいに見えませんでした。


2日目の観光のメインはスンソット洞窟という鍾乳洞です。洞窟の中は大空間が広がっており圧巻でした。
ツアー添乗員がいろいろと鍾乳洞について説明してくれますがもちろん英語なので全くわかりません。ですが眺めるだけでも十分楽しめます。


スンソット洞窟の見学が終わった後は最初の船着き場に戻りツアーは終了です。
下船した後はハロン湾に来た時と同様にハノイ市内に送ってもらいます。お昼過ぎには市内のホテルに到着します。
1日半の充実したツアーでした。ツアー料金は大人二人、市内からハロン湾への送迎込みでUS$473。
決して安くはないですが、日本では味わえないような体験ができるのでおすすめです。
チャンアンボートツアー


チャンアンはハノイ市内から車で2.5時間ほど南下したところにある景勝地です。
チャンアンは2014年に古都ホアルーの遺跡群などと合わせて世界遺産に登録されました。
「陸のハロン湾」とも呼ばれる通り、幾多の奇石や鍾乳洞があり、それらを眺めながら川を下るボートツアーが人気です。
チャンアンには電車やバスなどの公共交通機関を使っても行くことができますが、ハノイ市内からの日帰りツアーが数多く開催されています。私もチャンアンを訪れる際は、「古都ホアルー遺跡&世界遺産チャンアン渓谷川下りツアー」という日本語ガイドツアーに参加しました。
チャンアンの川下りの所要時間は2.5時間程度です。途中には屈まないと通れないような鍾乳洞があり、ちょっとした冒険気分を味わえます。


また、歴史的な寺院も点在しており、途中で下船して見学することもできます。
私の参加したツアーでは、日本語が喋れるガイドの方が川下りの際も同行して船頭さんの説明を翻訳してくれたので一層楽しむことができました。


ツアーではチャンアンのほかに古都ホアルー遺跡の見学もできました。ホアルーはベトナムで初めての王朝が首都を築いた場所です。
かつてホアルーに王朝を構えたディン・ティエン・ホアンとレ・ハイ・ダインの17世紀に再建された廟が現存しており、見学できるようになっています。


私の参加したツアーは大人二人でUS$192でした。朝から晩までの日本語ガイド付きのツアーなので十分お値打ちものだと思いますがいかがでしょうか?
旧市街のナイトマーケット


毎週金曜日から日曜日にホアンキエム湖の北側の旧市街エリアが歩行者天国となりナイトマーケットが開かれます。
屋台からお土産物屋さんまで様々なお店が開かれるため、歩いているだけでも楽しむことができます。
ただ、場所によっては日本の満員電車にも負けないくらい人であふれているエリアもあります。そのような場所では少し進むだけでも何分もかかってしまいます。
人混みが苦手な方は覚悟してナイトマーケットに向かうようにしましょう。
ホアンキエム湖
ホアンキエム湖はハノイ市の中心に位置する湖です。ホアンキエム湖の周辺はレストランやショップが立ち並ぶ商業エリアとなっています。
週末は歩行者天国となるため散策にはもってこいです。


ホアンキエム湖の中心部にかかる橋を渡った先にはゴックソン祠(玉山祠)があります。
夜はライトアップされており綺麗です。ただし、夜は祠の入り口までしか入場できないため、中を見学したい方は昼間に訪問する必要があります。


ハノイ大教会(セント・ジョセフ教会)
ホアンキエム湖の近くにあるハノイ大教会(セント・ジョセフ教会)は1886年に建設されたネオゴシック様式の教会です。
かつてのフランス統治下時代に建てられた歴史的建築物であり、黒ずんだ外壁がその歴史の長さを感じさせます。教会の中も無料で見学できます。


周囲の外壁には装飾がなされています。
緑に囲まれた穏やかな場所なので、ゆっくりと見学することをお勧めします。


タンロン水上人形劇
水上人形劇はベトナムの伝統芸能であり水面を舞台として行われる人形劇です。
私はホアンキエム湖の北側にあるタンロン水上人形劇場で見学しました。
劇はベトナム語で進みますが、人形の動きや音楽などから大まかなストーリーは理解でき十分楽しめます。


チケットは当日でも購入できますが定員になり次第販売終了となります。
早めにチケットカウンターでチケットを購入し、ホアンキエム湖散策で時間をつぶしてから水上人形劇を見学することをお勧めします。
まとめ
この記事ではハノイのおすすめ観光スポットをご紹介しました。
ハノイはご紹介したような観光スポットがたくさんあるだけではなく、ご飯もおいしく、物価も安く、おすすめの観光地です。
まだ訪れたことのない方はぜひ旅行先候補の1つにあげることをお勧めします。
以上、「ベトナムの首都ハノイへ夫婦旅行!おすすめ観光スポットのご紹介」でした!
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