ケアンズはオーストラリアの北西岸に位置する都市です。Jetstarが成田空港から直行便を就航しており7.5時間ほどで到着します。
グリーン島はケアンズの沖合に浮かぶ小さい島で、ケアンズを訪れる観光客の№1スポットになっています。
この記事では、グリーン島唯一の宿泊施設、グリーンアイランドリゾートの観光情報をご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。

グリーン島は海もビーチもとっても綺麗で最高でした!
グリーン島の概要


グリーン島は世界遺産であるグレートバリアリーフの島の1つです。
グレートバリアリーフには約900の島がありますが、グリーン島はサンゴのかけらでできた島の上に熱帯雨林が生い茂るグレートバリアリーフの中で唯一の島です。サンゴの欠片が砂となり積もって島になるまで、約600年もの歳月がかかったと言われています。
日帰りでも訪れることができますが、グリーンアイランド・リゾートというリゾート施設があり宿泊することもできます。
もし時間が許すのであればゆったりとグリーン島を楽しめる宿泊をお勧めします。


アクセス(ケアンズからグリーン島到着まで)
グリーン島はケアンズの西方の沖合に位置しており、フェリーで約45分で訪れることができます。
フェリーは以下の会社が運行しています。
グリーン島の宿泊客は、グレートアドベンチャーズの往復のフェリー費用が宿泊費用に含まれています。宿泊予約時に往復のフェリーも併せて予約します。
下の写真はケアンズのフェリー乗り場、リーフ・フリート・ターミナルです。日帰り客と宿泊客は受付カウンターが違いますのでご注意ください。


フェリーの出発時刻までターミナルに併設されたカフェでお茶をしながら待ちます。


出航時刻になりましたらこちらのフェリーに乗ってグリーン島に出航です。


しばらくするとグリーン島が見えてきます。よく見ると浮きの上にカモメが1匹ずつ留まっています。


グリーン島について最初に海の綺麗さに驚きました。テレビでしか見たことがなかったような透き通った海です。


グリーンアイランドリゾート
グリーンアイランドリゾートはグリーン島唯一の宿泊施設です。客室は全室スイートとなっており、広々とした部屋でゆったりと過ごすことができます。
宿泊客であれば施設の方がフェリー乗り場まで迎えに来てくれます。
迎えの方にホテルのプールサイドに案内されて、最初に宿泊の手続きをします。日本語を話せる方が対応してくれました。


宿泊施設にはプールやラウンジなど、デイビジターは利用できない宿泊客専用の施設があります。ちょっと疲れたら、これらの場所でゆったりと過ごすのもよいですね。
また、宿泊客は様々な無料アクティビティが利用できます。もちろん、よりエキサイティングな有料アクティビティもたくさんありますが、無料アクティビティだけでも十分楽しめます!


グリーン島での過ごし方・アクティビティ
グリーン島では様々なアクティビティがあり、観光客を飽きさせることはありません。
ここでは、私たちが実際に体験したアクティビティなどをご紹介します。
ビーチでのんびり・シュノーケリング
やはりビーチリゾートの醍醐味と言えばビーチでのんびり過ごすことではないでしょうか?
宿泊客はビーチパラソルやビーチベットを無料で借りることができるので、島に着いた後はまずはビーチでゆっくりと過ごすのもよいかと思います。
また、シュノーケリング用具の無料レンタルもあります。
グリーン島の海は本当にきれいで、ビーチのそばでも泳いでいる魚をたくさん見つけることができますので、泳げる方はぜひチャレンジしてみてください。運が良ければウミガメと一緒に泳ぐこともできますよ。


グラスボトムボート・ツアー
船底が透明になったボートで沖に出て、サンゴ礁や熱帯魚たちを観察するツアーです。
泳ぐのが苦手な人でも美しい海の中の世界を観察することができますので、幅広い年齢層で楽しむことができるアクティビティです。こちらも宿泊客は無料です。
出航する時間が決まっていますので、乗船するボートは事前に宿泊施設の受付で予約する必要があります。
ボートは桟橋の奥の方から出航します。


こちらがグラスボトムボートです。船底の中心部が透明になっており、その部分を取り囲むように乗船客が着席しています。


たくさんの色取り取りの熱帯魚をのんびりと楽しむことができるのが、このツアーの魅力です。
マリンランドメラネシア(クロコダイル園)
マリンランドメラネシアはオーストラリアの北に位置するメラネシアと呼ばれる地域の伝統工芸品を展示する博物館やクロコダイル園などが併設する施設です。
クロコダイル園には世界最大のワニであるカシウスが飼育されています。体長は5.48メートルもあり、年齢は少なくとも110歳と推定されています。
マリンランドメラネシアへはグリーン島のそこかしこに看板が出ているので迷うことはないかと思います。


こちらが入り口です。船を模した面白い建物です。


カシウスの他にも、約50頭のワニが飼育されています。
1日2回、10:30と13:30にワニの餌付けショーが行われます。飼育員の方が檻の中に入って餌付けを行うので、なかなか迫力があります。
そのほか、子ワニを抱いて記念撮影をすることができるサービスもあります。ワニ好きにはたまらないアトラクションです。


魚の餌付け
16:30に最後のフェリーがグリーン島を出港すると、グリーン島は途端に静かになります。そんな中、魚の餌付けが静かな桟橋で行われます。
餌付け自体はスタッフの方が行いますので、集まってくる魚を見学するアトラクションです。


魚の餌付けですが、虎視眈々とカモメが横取りを狙っています。目が怖いです。


餌がまかれた後は魚とカモメの熾烈な争いが開始されます。海がきれいなので集まってくる魚もよく見え、意外と楽しめました。


サンセットドリンク
夕日が沈みはじめる頃、ビーチサイドでサンセットドリンクのサービスが始まります。
スパークリングワインやビールなどのアルコールを含むドリンクがサービスされます。
静かなビーチサイドでワインを片手に太平洋に沈む夕日を眺めることができるのは宿泊客の特権です。もちろん無料なのでぜひ参加して下さい。


アイランドウォーク
せっかくビーチリゾートに来たのであれば、のんびり散歩をするのもよいかもしれません。
グリーン島には世界遺産グレートバリアリーフの看板もあります。写真スポットなのでぜひ探してみてください。


少しビーチから離れると遊覧飛行用のヘリコプターがありました。青い空によく映えます。


一周しても40分程度の小さな島なので、少し奥まで足をのばしてみてはいかがでしょうか?サンゴ礁でできた島にある貴重な熱帯雨林を堪能することができます。


まとめ
この記事ではグリーン島についてご紹介しました。
ここでご紹介したアクティビティの他にも、ダイビングやパラセイリング、シーウォーカーなど、大抵のマリンアクティビティを楽しむことができます。
グリーンアイランドリゾートの宿泊料金は大人二人、往復のフェリー費用と朝食込みで約53,000円でした。様々な無料アクティビティがついてこのお値段はお得感があります。ケアンズに訪れる際はグリーン島泊をぜひご検討ください。
以上、「【世界遺産グレートバリアリーフに浮かぶ島】オーストラリア、ケアンズのグリーンアイランドリゾートでの過ごし方」でした。
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