八丈富士は八丈島に2つある山のうちの1つです。東側に位置する三原山に対して「西山」と呼ばれています。
標高は854mありますが、7合目の登山口から続く登山道は歩きやすいので、登山初心者でも安心してハイキングを楽しむことができます。
八丈富士のハイキングは往復で3時間ほどであり、東京とは思えないような迫力ある景色が楽しめるおすすめのアクティビティです。
この記事では、八丈富士のハイキングについてご紹介します。
準備
しっかりと準備をして行けば、体力に自信のない方でも八丈富士のハイキングを楽しめます。
往復で3時間ほど歩きますので、歩きやすい服装が望ましいです。
ぬかるみや滑りやすい場所がありますので、お鉢巡りをする方はトレッキングシューズを準備することをお勧めします。お鉢巡りをしないのであれば、スニーカーなどの一般的な歩きやすい靴でも大丈夫です。
飲み物や軽食を購入できる商店は途中にないため、これらは必要に応じて事前に準備してください。
- 歩きやすい服装
- トレッキングシューズ(お鉢巡りをしないのであれば一般的な歩きやすい靴でも可)
- リュックサック
- 飲み物・軽食(必要に応じて)
登山道にトイレはないので事前に済ませておく必要があります。登山口の近くに「ふれあい牧場」という牧場があり、ここには公衆トイレと自動販売機がありますのでご利用ください。
登山口へのアクセス
八丈島空港から登山口までは車で約14分かかります。
登山口のそばに駐車スペースがありますが、停められる台数に限りがあるため、多くの車が路肩に駐車しています。
八丈町営バスに「富士登山道入り口」というバス停がありますが、ここらか登山口までは徒歩で1時間以上かかります。バス停の名前に惑わされないようにご注意ください。
山頂への登山

登山口から山頂までは約75分かかります。登山道は階段で歩きやすい道が続きます。
登山道から振り返ると三原山と八丈島の街並みを一望できます。

登山口から55分ほどで、登山口からの道とお鉢巡りの道、浅間神社への道の分岐点に到着します。
山頂はここからお鉢巡りの道に沿って少し進んだ所にあります。ここまでと違って、分岐点から山頂までの道は本格的な山歩きになります。

分岐点から20分ほどで山頂に到着です。
下山するのであれば、ここまで来た道を戻っていきます。お鉢巡りをするのであれば、このまま先に進んで行きます。

お鉢巡り

お鉢巡りとは八丈富士の火口の外縁を一周することです。
かなり歩きにくい場所もありますが、東京とは思えないダイナミックな景色を楽しめますのでお時間があれば鉢巡りをすることをお勧めします。
お鉢巡りでは、八丈富士の中央火口丘や、

直径80m、深さ60mほどの「小穴」と呼ばれる陥没地をじっくりと見ることができます。

浅間神社・小穴

八丈富士の火口内には浅間神社があります。浅間神社へは他の登山道との分岐点から10分ほどで到着します。
浅間神社への道はシダなどの草が生い茂っています。また、ぬかるみもありますので足元にはご注意ください。
浅間神社には鳥居や小さな祠が設置されています。

浅間神社の裏手から、小穴と呼ばれる陥没地が目前に広がっているのを見ることができます。
間近で見ると吸い込まれるような迫力があります。

まとめ
八丈富士のハイキングは往復で3時間ほどで、東京とは思えないような迫力ある景色が楽しめます。
しっかりと準備をしていけば、体力に自信のない方でも楽しめます。八丈島を訪れた際は八丈富士のハイキングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
以上、「本当に東京!?八丈島のランドマーク、八丈富士のダイナミックな自然を満喫ハイキング」でしたっ ❗
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