台湾のパワースポット、台北最古の寺院「龍山寺」を参拝

龍山寺の三川殿
龍山寺

台北で最古の寺院である龍山寺は、台北で屈指のパワースポットとして知られています。

観光客はもちろんのこと、多くの地元の方でもあふれている人気の寺院です。

この記事は、龍山寺についてご紹介します。

独特のエネルギーにあふれた龍山寺の魅力が少しでも伝わればうれしいです。

ひー

この記事は2021年10月時点の情報をもとに記述しています。実際に現地を訪れる際は最新情報の確認をよろしくお願いします。

目次

龍山寺の歴史

龍山寺の香炉と鐘楼
香炉と鐘楼

福建省泉州市からわたってきた人々によって、1738年5月18日に龍山寺は建てられました

1815年6月5日に地震によりほぼすべての建物が破壊されました。その後、15,000元の資金が調達され、再建されました。

52年後の1867年8月に台風による被害を受けました。この際は募金活動などにより15,000元以上の資金が調達され、2回目の再建が行われました。

再び52年後の1919年に建物の老朽化が進んだことから再建計画が開始。27万ドル以上の建築資材が調達され、1924年に3回目の大規模な再建が行われました。この3回目の再建は、龍山寺で最大の建築計画です。

1945年、第二次世界大戦の際に知事公邸と誤解した連合軍の空襲を受けてほぼすべての建物が消失しました。1955年から再建計画を開始し、1959年に4回目の再建がされました。

その後も1971年に起きた火災、カビやシロアリによる腐食、地震による被害などに対する修繕、小規模な再建を経て、現在に至ります。

見所

ここでは、龍山寺の見所をご紹介します。

淨心瀑布

龍山寺の淨心瀑布
淨心瀑布

境内への入り口、竜門のすぐ手間に流れる1996年に造られた滝。仏教書「大智度經論」にちなんで名づけられました。

ここで心と身体を清めてから境内に入ります

三川殿

龍山寺の三川殿
三川殿

1920年代に名匠王益順の設計により建てられた建物。軒先の細かな彫刻や屋根上の龍の飾りが豪奢な印象を与えます。

正面玄関の横には青銅色の龍の柱が設置されています。

龍山寺の入り口はここではなく、三川殿の右手にある竜門です。出口は左手にある虎門です

「龍から入り、虎から出る」ことで悪いことを避けて運を得られると言われています。

中殿(本堂)

龍山寺の中殿(本堂)
中殿(本堂)

1945年に戦争で破壊された後、1955年に再建された龍山寺の本堂。

龍山寺の主神である観音菩薩を中心に、文殊菩薩、普賢菩薩などが祀られています

なお、大気汚染に対する配慮から、2020年3月13日から参拝客が線香を使用することは全面的に禁止となりました。

香炉は置いてありますが、これらは管理人が代表して使用するためのものなのでご注意ください。

後殿

龍山寺の後殿
後殿

様々な神様が祀られている後殿。

仏教、道教、儒教など様々な宗教が習合しており、祀られている神様も航海・漁業の守護神である媽祖、ビジネスと金融の神様である関帝(関羽)、出産の女神である誕生娘娘、縁結びの神様である月老神君(月下老人)など様々です。

このような形態は台湾では珍しくなく、龍山寺が「ご利益のデパート」などと言われる理由です。

アクセス

龍山寺の三川殿

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