唐滝は、八丈島に2つある山のうちの1つである三原山の中腹に位置する滝です。八丈島最大の滝であり、その落差は36mもあります。
唐滝の近くにある硫黄沼と合わせて、人気のトレッキングコースになっています。
唐滝までのトレッキングは往復で2時間半程度です。道中は険しい所もありますが、ほとんどは歩きやすい道なので、お子様連れのご家族や体力に自信のない方でも楽しめます。一方で、日常では味わえない秘境を冒険するような雰囲気も味わえるおすすめの観光スポットです。
この記事では、唐滝・硫黄沼へのトレッキングをご紹介します。
準備
唐滝・硫黄沼へのトレッキングは、大部分が歩きやすい道なので本格的なトレッキングシューズは必要ありません。ですが、往復で2時間半程度は歩きますので、歩きやすい靴・服装は用意する必要があります。
また、道中には手をつきながら進む所もありますので、両手が空くリュックサックは必須です。
トレッキングコースに商店はないので、飲み物や軽食などは必要に応じてご自身で準備する必要があります。
- 歩きやすい服装
- 歩きやすい靴(スニーカーなどでも可)
- リュックサック
- 飲み物・軽食(必要に応じて)
スタート地点へのアクセス
唐滝・硫黄沼へのトレッキングコースのスタート地点は八丈島の南側、樫立地区にあります。
スタート地点へは八丈町営バスを利用するか、レンタカーなどの自動車で向かいます。
町営バスの場合、最寄りのバス停は「富次郎商店前」です。バス停のそばに唐滝への案内板があります。
案内板には唐滝まで50分と書かれていますが、八丈島観光協会のマップには75分と記載されています。私が歩いた感じだと、50分というのはかなり健脚の方でないと厳しいかなと思います。

レンタカーなどを停める駐車場はより唐滝に近い所にあります。駐車場から唐滝までは50分程度です。
硫黄沼

バス停から硫黄沼までは比較的歩きやすい道が続きます。
道端には八丈島が国内需要のほとんどを担っている観葉植物、フェニックスロベレニーが植えられています。

バス停から50分ほどで硫黄沼に到着します。青みを帯びた緑色の水面が木々の緑に綺麗に映えています。
硫黄沼には文字通り硫黄成分が含まれており、日によって沼の色が変化します。皆さんが訪れた際は、下の写真とはまた違った色の硫黄沼を見ることができるかもしれません。

硫黄沼の奥には小さな滝が見えます。この滝を唐滝と勘違いして帰ってしまう人もいるようなのでご注意ください。唐滝はここからもう少し進んだ所にあります。

唐滝
硫黄沼から唐滝までの間の道は、これまでと比較して険しくなってきます。砂防提を乗り越えたり、

川を渡ったりしながら進んで行きます。他にもロープを掴んで上る斜面などもあります。

硫黄沼から25分ほどで唐滝に到着します。
緑の苔が生えた岸壁を細かな霧状の滝が優しく降り注いでいます。水量は決して多くはないのですが、どこか神秘的な雰囲気を感じるおすすめの観光スポットです。

まとめ
この記事では、八丈島にある唐滝・硫黄沼へのトレッキングをご紹介しました。
唐滝までのトレッキングは往復で2時間半程度です。硫黄沼と唐滝の間はアスレチックのような険しい道が続き、深い緑の景色と相まって、まるで秘境探検をしているような錯覚に陥ります。それでいて、ほとんどは歩きやすい道なので、お子様連れのご家族や体力に自信のない方でも楽しめるトレッキングコースになっています。
八丈島を訪れた際はぜひ訪問を検討してみてください。
以上、「【八丈島のおすすめ観光スポット】唐滝・硫黄沼へプチ秘境探検」でしたっ ❗
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