蒋介石を称える壮大な紀念堂、中正紀念堂の衛兵交代式は一見の価値あり

中正紀念堂
中正紀念堂

この記事では、台北市内の観光スポットであり、市民の憩いの場所である「中正紀念堂」についてご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

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この記事は2022年1月時点の情報を基に作成しています。訪問の際は最新の情報のご確認をよろしくお願いします。

目次

中正紀念堂とは?

中正紀念堂とは中華民国の初代総統である蒋介石の功績を讃えて台北中心部に建てられた紀念堂のことです。

「中正」は蒋介石の本名です。

1975年4月に蒋介石が死去した際に建設が決定した後、1980年3月31日に完成し、蒋介石逝去5周年に当たる同年4月4日に落成式が開催されました。

翌年4月5日から一般にも公開されています。

紀念堂の他にも国家音楽ホールや国家戯劇院、公園なども併設しています。

施設全体では25万m2もの広大な面積を誇り、市民の憩いの場となっています。

見所

ここでは、中正紀念堂を見学にするにあたり外せない見所をご紹介します。

正面アーチ

中正紀念堂の正面アーチ
正面アーチ

中正紀念堂の敷地内に入るための高さ30m、幅80mにもなる門

以前は、一方に偏らないで極めて公正であることを意味する「大中至正」の文字が掲げられていましたが、台湾正名運動の影響で2007年に「自由広場」に変更されました。

その時、中正紀念堂という名称も「台湾民主紀念堂」という名称に変更されましたが、現在では再び「中正紀念堂」という名称が使われるようになっています。

中正紀念堂(メインホール)

中正紀念堂(メインホール)
中正紀念堂(メインホール)

敷地の東側に位置する敷地面積が15,000m2、高さが70mにも及ぶ紀念堂

台湾から見て西にある中国大陸を臨むように建てられています。

紀念堂に昇る階段の段数は蒋介石の死去した際の年齢と同数の89段になっています。

紀念堂の中には蒋介石のブロンズ像が設置されたホールがあります。

中正紀念堂の蒋介石のブロンズ像と衛兵
蒋介石のブロンズ像と衛兵

ブロンズ像の他にも、歴史的な遺物の展示室やギャラリー、ギフトショップなどが建物内にあります。

衛兵交代式

中正紀念堂の衛兵交代式
衛兵交代式

蒋介石のブロンズ像を警備する衛兵の交代式。

交代式は9:00から17:00まで1時間おきに行われます。

警備の間はピクリとも動かない衛兵が一糸乱れず交代式を行う様は一見の価値ありです。

人気のイベントなので、よい位置で見学したい方は少し早めに場所取りをしておくことをお勧めします。

国家音楽ホール・国家戯劇院

中正紀念堂から見たホールと国家戯劇院
中正紀念堂から見たホールと国家戯劇院

民主広場を挟んで建てられているホールと劇場。

白と青を基調とする紀念堂に対して、橙と赤を基調とした伝統的な建築様式になっています。

威風堂々としたファザードは公園の雰囲気と相まって写真映えします。

国家戯劇院
国家戯劇院

開放時間

紀念堂(メインホール)と紀念公園の開放時間は下表の通りです。

場所 営業時間・開放時間
紀念堂(メインホール)9:00~18:00
紀念公園5:00~24:00
紀念堂(メインホール)と紀念公園の営業時間・開放時間

場所によって開放時間が異なりますのでご注意ください。

また、紀念堂(メインホール)は旧正月や和平記念日(2月28日)などの他、メンテナンス日などに休業しますので、訪問前に休業日をご確認ください。

見学は無料です。

アクセス

中正紀念堂

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